
大森町の店舗改修プロジェクトは外部の門が完成しました。
門を新設して両隣の外壁ラインをつなぐことでまちなみに参加しながら、門の奥の店舗に自然に視線を誘導することをイメージしています。
店舗オープン時は開いているのであまり目立たないけど、格子戸がとても丁寧に作られています。
外部工事はまちの景観に関わるため、市役所の方と細かい点を調整しながら進めました。
歴史的なまちだから細かいところまでルールが決まっていて、この部分はこのようにつくらねばならないと細々と指示があるのかと思いきやそういうわけでもなくて、まちなかにある事例を参考にしながらも今回の案件ではどのようにつくるべきかということを検討して、調整していく連続でした。
たしかにまちの建物をつぶさに観察していくと、なんとなく全体としての統一感はあるのだけど、それぞれに少しずつ違っていることがわかってきます。統一感とばらつきの塩梅で「良い感じ」ができている。
市の担当の方からは、「ルールがあるとそれに従えば良いことになって何も考えなくなる、それではまずいので、しっかり考えることが大切」という金言をいただきました。
門工事に並行して内装工事も着々と進行しています。
元の店舗が持っていた素敵な空気感はそのままに部屋割を組み替える計画で、工事が進行して新たな空間が見えてきました。
まちの方々が工事中の様子のぞきこんで声をかけて行ったり、店主さんがこっちで打合せをしていたと思ったらいつの間にかあっちでまちの人と会話していたり、色々な人が入れ替わり登場して賑やかな現場です。