ワークスペースとして使うために事務所のはなれを改修しています。
今回は主に床を張り替える程度の小規模な工事です。
現在、既存の床を解体し終わったところです。
床下地がシロアリに食われてスカスカになっていたり、地面にアナグマの通路が掘られていたり、解体してみてわかったことが多々あり、さてこれからどうしようか、と検討している最中です。
既存の環境を活かして解体撤去・改修範囲をできるだけ抑えながら、最小限の手数で新しい場をつくりたい。
だけど既存部分を残すことが、実際に工事する上でネックとなることもある。それならば、ある程度の部分まで解体して作り直した方が合理的かもしれない。
そのような葛藤の中でどこまで残すか、どのように手を加えるか、ということを決定していかねばなりません。
一番大切なのは、環境全体がうまく整うことです。
目の前の問題に気を取られて大局を見失わないように、同時に引いた目線で考えなければ、と思っています。
今回の工事完了まではもう少し時間がかかります。
工事現場がすぐ横にあるので、完成ぎりぎりまで検討していきます。