改修設計


現在、築40年程度のメーカーハウスの改修設計を進めています。

コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えている今だからこそ、以前にも増して、住宅はその内側だけで完結するのでなく、周辺環境とつながっていることを感じられる場所でありたい。
そのためには、たとえば、さまざまな居場所の選択肢があること、通り抜ける風を感じられること、太陽の動きを感じられること、草木で四季を感じられること、そういったごく普通のことを通じて、今・ここにある自分の身体よりもひとまわり大きな環境をイメージできることが大切なのではないか。

そのようなことを考えながら設計しています。
改修設計なので、既存図面や調査写真をにらみながらうんうんと唸っています。
まだまだ設計の最中なので、どのような住宅になっていくのか、設計者ながらとても楽しみです。